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特定非営利活動法人 日本こころのカウンセリング協会です。

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理事長の挨拶the president's address

    現在、全国で不登校が約11万人、引きこもりが約26万人と言われており社会問題化しています。不登校が継続すると、少しずつ学習意欲が減退し将来の学業、ひいては対人交流やこころの成長発達に影響を及ぼす恐れがあります。また、引きこもりでは、社会との様々な交流が絶たれ将来の就職や社会生活を果たすことが困難になる可能性があります。
 具体的な例として、平成22年4月の「愛知県豊川市で引きこもりによる一家5人殺傷事件」や某ヨットスクールの自殺者は、不登校・ひきこもりが原因とも指摘されています。しかし、様々な事件・事故が繰り返し発生してもメディアはセンセーショナルに発表しますが、解決策は提示されておらず支援課題が叫ばれている状況が継続しています。このように有効な支援体制が確立されておらず、緊急かつ具体的な対策が求められている現状があります。
 そのような状況を危惧して、平成23年8月に愛知県名古屋市周辺の医療国家資格を保持している看護師と保健師や大学の専任教員が集まり検討・議論しました。そして、臨床(病院内)だけではフォローできない、不登校児や引きこもり支援の心理援助を目的としたこころの家庭教師の派遣事業、保護者への研修会・講演や相談活動を開始することにしました。更に、多岐にわたる新しい親子関係・人間関係を築くためのプログラムを企画・開発し、安定継続した事業の維持を行うために法人を設立することになりました。
 この法人は、健全育成等に関する事業を行い、不登校や引きこもりに係る問題の解決を図り、よりよい家族関係及び社会生活の向上と社会全体の利益の増進に寄与することを目的としています。
 現在、不登校や引きこもりの対策として様々な民間療法がありますが実際には根性論であったり、エビデンス(根拠)の欠けている部分や偏りの支援が目立つことがあります。それに比較して、当団体のスタッフは医療の国家資格保持者を擁しており、専門的なこころの知識・技術を修得していることや臨床経験の高いスタッフが在籍していますので、是非、皆さんのご期待に応えることが出来ると考えていますので、どうぞよろしくお願い致します。
 当団体は、平成24年度「豊田市市民活動促進補助金」はじめの一歩の助成団体、平成25年度「公益信託愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」初期活動の助成団体であり、行政や大きな公益団体から事業方針や内容が適正であると審査されています。

特定非営利活動法人 日本こころのカウンセリング協会
                        理事長 田中貴子


非営利活動法人 日本カウンセリング協会








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